ポケモンバトルの陰と陽

ポケモンとかポケモンとか

【s28 最終44位】崩壊ザシオーガ

f:id:peperon_poke:20220401124623j:image

 

【構築経緯】

TLに流れてきたラムカイオーガが最大手のオーガ受けであるトリトドンを誘って倒しつつ鬱陶しいコスパダイナ辺りの絡め手にも広く対応できそうなのが面白いと思い採用。相手のイベルタルの倒し方がわからないため相方はザシアン。アッキサンダーがかなり増えていたため剣舞型で採用し、この2体を軸とした。その後メタモン対策としてヌオー、終盤に激増していたホウオウ絡みの対策として珠ランドロス、黒バドレックス対策としてミミッキュを採用した。最後に珠サンダーやザシオーガに強めな特殊伝説に強く、ヌオーと合わせて見た目がいい感じなラッキーを入れて完成した。

 

f:id:peperon_poke:20220401203156j:image

 

【構築コンセプト】

崩し要素を各所に詰め込んだ攻めサイクル 

 

【個別紹介】

 

f:id:peperon_poke:20220401142315g:image

ザシアン@朽ちた剣  不撓の剣

実数値:190(180)-228(140)-136(4)-×-136(4)-191(180)

技構成:巨獣斬 じゃれつく 炎の牙 剣の舞

◇HBD余り

◇+3じゃれつくで特化サンダーが87.3%の乱1

◎準速スカーフウオノラゴン抜き

 

素早さ→火力→耐久の順で決定。ダイマ権を使わずにほぼ全ての伝説に対応できる最強のポケモン

この調整は、最低限の耐久、火力と、最速以外のザシアンや+1耐久振り日ネクなどの上を取ることができる素早さを両立しており非常に使用感が良かった。

炎の牙は、ヌケニンに勝てるだけでなくマンムーや日ネク対面で撃つことで18%の上振れを仕掛けることができるのが強力。電光石火を切ったことによる不自由感や雨とのアンチシナジーはさほど感じなかった。

 

 

 

f:id:peperon_poke:20220401143021g:image

カイオーガ@ラムの実 雨降らし

実数値:185(76)-×-112(12)-215(204)-162(12)-136(204)

技構成:熱湯 冷凍ビーム 雷 瞑想

調整の詳細: 瞑想ラムカイオーガ - 遥か彼方へ

https://harubrog16878.hatenadiary.jp/entry/2022/03/13/235456

構築の組み始め。圧倒的な制圧力を持つ代わりに貯水持ちやムゲンダイナの欠伸や毒で対策されてしまうカイオーガの特徴を逆手に取った型。

似た役割破壊は零度型でも可能だが、再現性の高さの点で崩しとしては大きく勝ると思う。ラムの実は発動する機会がかなり多く、例えばザシアンヌオー対面でオーガ引きに欠伸を撃たれたあと熱湯を押すと通ったり、ジガルデに後投げが効くためゲームプランが立てやすくなったり、オーガミラーで雷麻痺を恐れず殴り合うことができたりした。

ただ環境全体としてトリトドンカイオーガのメタの対象にされていたようで、最終日付近はトリトドンよりも遂行速度の高い草技持ちのナットレイやチョッキガマゲロゲで受けてくる構築が増え、それが逆風になっていた。しかし総評としてはもっと環境にいてもいい強力なポケモンだったと思う。

 

 

f:id:peperon_poke:20220401143825g:image

ヌオー@食べ残し 天然

実数値:202(252)-105-150(252)-×-86(4)-55

技構成:地震 自己再生 欠伸 守る

終盤以外はザシアン受けとしてアッキサンダーを採用していたが剣舞型の増加を受けて変更。

このポケモンは少し削れただけでザシアンの圏内に入るため立ち回りが窮屈だという印象があり敬遠していたが、実際使ってみると確かに体力管理が難しい部分があるものの雑に欠伸を撃っているだけでも強い試合が多かった。物理受けだがホウオウの流しを兼任できない点のみ気になった。

 

 

 

f:id:peperon_poke:20220401144357g:image

ラッキー@進化の奇石 自然回復

実数値:333(60)-13-62(252)-×-134(68)-88(124)

技構成:地球投げ 卵産み 電磁波 ステルスロック

◇HD...特化カイオーガの潮吹き確3

◎麻痺準速エースバーン抜き

 

最終日にボックスにいた個体をそのまま持ってきたので恐らく甘える採用時の名残が残っているがこんなにSを振る必要は多分ない。

サンダー、Wキュレム、レシラムなどに対する受け。ラキヌオーで1セットというよりは、ザシアン受けのヌオーと補完のラッキーを個別に採用したイメージだが、ラキヌオーで勝てそうな構築には積極的に一緒に投げた。

選出率は恐らく最下位だったものの出した試合では珠サンダーの初手ダイマックスをしっかりと受けてくれるなど想定した通りの活躍をしてくれた。

 

 

 

f:id:peperon_poke:20220401145219g:image

ランドロス@命の珠 威嚇

実数値:165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)

技構成:地震 空を飛ぶ ストーンエッジ 剣の舞

珠ダイジェット枠。環境によってはサンダーでも成り立つ枠だとは思うが、最終日のホウオウ軸の多さを見てこちらに落ち着いた。

崩しを重視しているため、流行りの自爆入りフルアタではなく剣舞採用型。

刺さっている構築に対しては禁伝以上の制圧力を誇るため、ランドロス+ヌオーラッキーミミッキュから2体という選出の試合も複数回あった。

 

 

 

f:id:peperon_poke:20220401150114g:image

ミミッキュ@こだわりスカーフ 化けの皮

実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)

技構成:じゃれつく シャドークロー 電磁波 トリック

黒バド対策枠。ザシアンの巨獣斬+シャドークローで相手のザシアンを縛れているため、対面的な選出にも組み込むことができた。

また、ザシオーガだと安定しないルギアやランドロスを通すのに弊害となるHBポリゴン2に対してスカーフトリックをしたり、受け構築に入るスカーフヒヒダルマに電磁波を撃って機能停止させるなど、縁の下の力持ちな働きを数多くこなしてくれた。じゃれつくはほぼ撃たなかったため鬼火も一考。ウッドハンマーは、珠がないとダイマックスガマゲロゲを倒せないうえに、警戒して引いてくる人と引いてこない人がまちまちなのでダイソウゲンも安定しないと思い見送った。

 

【重いポケモン

ガマゲロゲ...無理。頭が悪いため対策を巡らしつつ強い構築を作るのは諦めた。ただ選出段階ですいすいか貯水かはある程度判別できたため、根性で何試合か拾った。

スカーフカイオーガ...ラッキーが出せない時は普通に切る試合もあった。

 

【結果】

TN カリエ 最終レート2038   44位

 

【最後に】

先月はマリカの新コース追加のせいでポケモンモチベがお通夜でしたが、春休みが暇すぎて結果的にはここ数シーズンで一番対戦回数をこなしたシーズンになりました。なんとか結果がついてきて一安心です。1ヶ月通してザシオーガを筋トレすることができたのも満足でした。

 

ここまで閲覧ありがとうございました。ご不明な点があれば@phospokeまで

 

 

【スペサン】

最終日に住居を貸してくれたよもぎ

いつでもミントくれるたけのこ

構築相談してくれたばやさん