【s28 最終44位】崩壊ザシオーガ
【構築経緯】
TLに流れてきたラムカイオーガが最大手のオーガ受けであるトリトドンを誘って倒しつつ鬱陶しいコスパダイナ辺りの絡め手にも広く対応できそうなのが面白いと思い採用。相手のイベルタルの倒し方がわからないため相方はザシアン。アッキサンダーがかなり増えていたため剣舞型で採用し、この2体を軸とした。その後メタモン対策としてヌオー、終盤に激増していたホウオウ絡みの対策として珠ランドロス、黒バドレックス対策としてミミッキュを採用した。最後に珠サンダーやザシオーガに強めな特殊伝説に強く、ヌオーと合わせて見た目がいい感じなラッキーを入れて完成した。
【構築コンセプト】
崩し要素を各所に詰め込んだ攻めサイクル
【個別紹介】
ザシアン@朽ちた剣 不撓の剣
実数値:190(180)-228(140)-136(4)-×-136(4)-191(180)
技構成:巨獣斬 じゃれつく 炎の牙 剣の舞
◇HBD余り
◇+3じゃれつくで特化サンダーが87.3%の乱1
◎準速スカーフウオノラゴン抜き
素早さ→火力→耐久の順で決定。ダイマ権を使わずにほぼ全ての伝説に対応できる最強のポケモン。
この調整は、最低限の耐久、火力と、最速以外のザシアンや+1耐久振り日ネクなどの上を取ることができる素早さを両立しており非常に使用感が良かった。
炎の牙は、ヌケニンに勝てるだけでなくマンムーや日ネク対面で撃つことで18%の上振れを仕掛けることができるのが強力。電光石火を切ったことによる不自由感や雨とのアンチシナジーはさほど感じなかった。
カイオーガ@ラムの実 雨降らし
実数値:185(76)-×-112(12)-215(204)-162(12)-136(204)
技構成:熱湯 冷凍ビーム 雷 瞑想
調整の詳細: 瞑想ラムカイオーガ - 遥か彼方へ
https://harubrog16878.hatenadiary.jp/entry/2022/03/13/235456
構築の組み始め。圧倒的な制圧力を持つ代わりに貯水持ちやムゲンダイナの欠伸や毒で対策されてしまうカイオーガの特徴を逆手に取った型。
似た役割破壊は零度型でも可能だが、再現性の高さの点で崩しとしては大きく勝ると思う。ラムの実は発動する機会がかなり多く、例えばザシアンヌオー対面でオーガ引きに欠伸を撃たれたあと熱湯を押すと通ったり、ジガルデに後投げが効くためゲームプランが立てやすくなったり、オーガミラーで雷麻痺を恐れず殴り合うことができたりした。
ただ環境全体としてトリトドンはカイオーガのメタの対象にされていたようで、最終日付近はトリトドンよりも遂行速度の高い草技持ちのナットレイやチョッキガマゲロゲで受けてくる構築が増え、それが逆風になっていた。しかし総評としてはもっと環境にいてもいい強力なポケモンだったと思う。
ヌオー@食べ残し 天然
実数値:202(252)-105-150(252)-×-86(4)-55
技構成:地震 自己再生 欠伸 守る
終盤以外はザシアン受けとしてアッキサンダーを採用していたが剣舞型の増加を受けて変更。
このポケモンは少し削れただけでザシアンの圏内に入るため立ち回りが窮屈だという印象があり敬遠していたが、実際使ってみると確かに体力管理が難しい部分があるものの雑に欠伸を撃っているだけでも強い試合が多かった。物理受けだがホウオウの流しを兼任できない点のみ気になった。
ラッキー@進化の奇石 自然回復
実数値:333(60)-13-62(252)-×-134(68)-88(124)
技構成:地球投げ 卵産み 電磁波 ステルスロック
◇HD...特化カイオーガの潮吹き確3
◎麻痺準速エースバーン抜き
最終日にボックスにいた個体をそのまま持ってきたので恐らく甘える採用時の名残が残っているがこんなにSを振る必要は多分ない。
サンダー、Wキュレム、レシラムなどに対する受け。ラキヌオーで1セットというよりは、ザシアン受けのヌオーと補完のラッキーを個別に採用したイメージだが、ラキヌオーで勝てそうな構築には積極的に一緒に投げた。
選出率は恐らく最下位だったものの出した試合では珠サンダーの初手ダイマックスをしっかりと受けてくれるなど想定した通りの活躍をしてくれた。
ランドロス@命の珠 威嚇
実数値:165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)
珠ダイジェット枠。環境によってはサンダーでも成り立つ枠だとは思うが、最終日のホウオウ軸の多さを見てこちらに落ち着いた。
崩しを重視しているため、流行りの自爆入りフルアタではなく剣舞採用型。
刺さっている構築に対しては禁伝以上の制圧力を誇るため、ランドロス+ヌオーラッキーミミッキュから2体という選出の試合も複数回あった。
実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
技構成:じゃれつく シャドークロー 電磁波 トリック
黒バド対策枠。ザシアンの巨獣斬+シャドークローで相手のザシアンを縛れているため、対面的な選出にも組み込むことができた。
また、ザシオーガだと安定しないルギアやランドロスを通すのに弊害となるHBポリゴン2に対してスカーフトリックをしたり、受け構築に入るスカーフヒヒダルマに電磁波を撃って機能停止させるなど、縁の下の力持ちな働きを数多くこなしてくれた。じゃれつくはほぼ撃たなかったため鬼火も一考。ウッドハンマーは、珠がないとダイマックスガマゲロゲを倒せないうえに、警戒して引いてくる人と引いてこない人がまちまちなのでダイソウゲンも安定しないと思い見送った。
【重いポケモン】
ガマゲロゲ...無理。頭が悪いため対策を巡らしつつ強い構築を作るのは諦めた。ただ選出段階ですいすいか貯水かはある程度判別できたため、根性で何試合か拾った。
スカーフカイオーガ...ラッキーが出せない時は普通に切る試合もあった。
【結果】
TN カリエ 最終レート2038 44位
【最後に】
先月はマリカの新コース追加のせいでポケモンモチベがお通夜でしたが、春休みが暇すぎて結果的にはここ数シーズンで一番対戦回数をこなしたシーズンになりました。なんとか結果がついてきて一安心です。1ヶ月通してザシオーガを筋トレすることができたのも満足でした。
ここまで閲覧ありがとうございました。ご不明な点があれば@phospokeまで
【スペサン】
最終日に住居を貸してくれたよもぎ
いつでもミントくれるたけのこ
構築相談してくれたばやさん
【s21 最終2112-53位】ダイナエスバスタン
【構築経緯】
最終日2日前までザシアン軸を使っていたが、ミラーに対して強い構築、プレイングを用意することができなかったため断念。個人的に強いと思っていた伝説のうち特にメタが薄そうなメテオビームムゲンダイナを採用。また前から注目していた挑発エースバーンを採用し、この2体をサポートできるよう周りを固めていった。
【並び】
【個別紹介(採用順)】
ムゲンダイナ@パワフルハーブ プレッシャー
実数値:215-×-115-190(196)-123(60)-200(252)
技構成:ダイマックス砲 ヘドロ爆弾 火炎放射 メテオビーム
◇無補正ムゲンダイナのダイマックス砲を最高乱数切り耐え
◇無補正黒バドレックスのサイコキネシスを確定耐え
◎ミラー意識の最速
フルアタ型で採用。この型はほとんどの伝説にそこまで大きな不利を取らない点が優秀。メテオビームの崩し性能が強烈で、ヒードランやチョッキ以外のガラルヤドキング、ポリゴン2といった受け駒をゴリ押しで突破することができる。
Sラインに関してはこちらの構築に相手のムゲンダイナを複数回受けられる駒がいないため、対面での撃ち合いを考慮して最速とした。副次的な効果として、HAが流行していたザシアンの上を殆ど取ることができていた。
エースバーン@気合いの襷 リベロ
実数値:155-184(252)-95-×-96(4)-171(252)
技構成:火炎ボール ダストシュート 不意打ち 挑発
◇B<D
個人的にかなり熱かった襷枠。ムゲンダイナとの攻めの補完に非常に優れており、ムゲンダイナが厳しい日食ネクロズマやグラードンにめっぽう強く、ゼルネアスに対する役割集中を仕掛けることができ、カイオーガ軸や黒バド軸にも選出することができる。
挑発は一定数見かけたツボツボの対策として採用したが、他にも積み展開に刺したり、サンダーやバルジーナといった数値受けの後投げに対して上から撃つことで回復を阻害し裏の物理アタッカーをサポートするなど想像以上の活躍を見せてくれた。
ランドロスに勝てない点がデカすぎる弱点だったので、並びで圧力をかけたり、試合によってはムゲンダイナでランドに突っ張ってこのポケモンを通すなどして介護したが、充分にその価値のあるポケモンだと思った。
ランドロス@突撃チョッキ 威嚇
実数値:196(252)-181(124)-111(4)-×-116(124)-112(4)
技構成:地震 岩雪崩 蜻蛉返り しっぺ返し
◇無補正黒バドレックスのアストラルビットを95.4%で2耐え
メタモン対策として採用。安定感のあるクッションとして対ムゲンダイナ軸などの勝率を上げることに貢献した。黒バド軸に対しては結局相手の裏のランドロスの処理が大事になってくるため、ランドの処理ルートが薄めなこの構築との噛み合いが悪く、思ったような活躍はあまりできなかった。ランドミラーを重くみるなら性格を勇敢にして少しSを下げるのがベターだが、HCのレヒレやミトムの下を取るようになるのは性能を著しく落とすと判断し上記の調整で使用した。
テッカグヤ@食べ残し ビーストブースト
実数値:204(252)-121-150(212)-×-121-87(44)
技構成:地震 宿り木の種 守る 身代わり
◎身代わりポリゴン2意識
ランドロスに圧力をかける駒①。ムゲンダイナと非常に相性の良いタイプ受けであり、若干苦しいがヒヒダルマ受けの役割も担っている。(鉢巻は選出されないので一応機能していた)宿り木の雑削りによって火力が足りていないムゲンダイナの圏内に押し込むことができる他、ムゲンダイナ受けとして選出されやすい低速高耐久ポケモンを起点に嵌める動きが取れるのが強力だった。
技構成は宿り木まもみがまでは確定で、1wにはヒードランやザシアンに撃てる地震を採用した。
ドラパルト@命の珠 クリアボディ
実数値:169(44)-172(252)-98(20)-108-99(28)-201(164)
技構成:ドラゴンアロー ゴーストダイブ 大文字 竜の舞
◇珠ダメ最小
◇余り B<Dかつ均等
◎最速130族抜き
受け崩しはこのポケモンにほぼ一任した。受けループ界隈上位でまもみがでpp切れを狙うムゲンダイナが一定数おり、それらを崩せる駒を考えた結果このポケモンしか思い浮かばなかった。実際某受けルーパー相手にイージーウィンを取ることが出来たりホウオウ軸などの伝説+ヌオーラッキーのような構築相手にもほぼ勝利することができたので採用して正解だった。
ウオノラゴン@潮のお香 頑丈顎
実数値:165-142(252)-120-×-101(4)-139(252)
技構成:エラ噛み ドラゴンダイブ 地ならし 身代わり
◎地ならし後のリーチを伸ばすため最速
ランドロスに圧力をかける駒②。ここまでの5体では終盤に大流行していたカバザシノラゴンが厳しいためその対策として、最初は普通のスカーフ型を採用していた。しかし拘っている型ではエラ噛みを相手のウオノラゴンに受けられた後に相手からエラ噛みを撃たれているだけで自陣が崩壊してしまうのが明確に弱かったため、単体性能を落としほぼピンポイントメタのような形にした。ザシアンとの偶発対面が怖いが、テッカグヤで緩くサイクルを回しつつ様子を見て着地させることができれば展開することができる。
【結果】
TN JOACHIM:D 最終2112 最終53位
【終わりに】
インフレに便乗した形にはなりますが自身としては1年以上振りの2100達成シーズンとなり、復帰後初めて記事を残せるような結果で終われたため非常に嬉しいです。
構築に関する質問はふぉす@phospoke までお願いします。
【シングルs8 最高2090ぐらい】記録
【構築経緯】
スカーフトゲキッス+チョッキエースバーンのダイマックス同士での殴り合い性能の高さに注目し、この2体の強さを発揮することができるように組んでいった。また「相手から見えない勝ち筋」をもう一つのコンセプトとした。
【個体紹介】
トゲキッス@拘りスカーフ 天の恵み
165(36)-×-120(36)-179(180)-136(4)-132(252)
エアスラ/マジシャ/放射/トリック
ミミッキュやエースバーン、今回はウーラオスを初速から抜いて上からエアスラを打つことができるのが魅力的で、比較的通りが良かったと思う。
嵌め手を使うトゲキッスが多かったので対面初手トリックから入ることもあった。
ポリゴン2@進化の奇跡 ダウンロード
191(244)-100-112(12)-125-161(252)-72
冷凍ビーム/放電/空元気/自己再生
終盤増えていた身代わりポリ2に対してDL空元気でゴリ押せると踏んでいたが実際は氷と麻痺のせいで割と良い勝負になる。最終日はひたすらキッスの起点にされる木偶になってしまっていた。相手のギャラドスに対する手段が構築を通して少ないので放電を採用した。
カバルドン@アッキの実 すなおこし
215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67
地震/ヘビーボンバー/ボディプレス/怠ける
今期のカバルドンは相手のエスバ受けとして替えの効かない性能を持っていたにも関わらず、エスバと一緒にいるキッスポリ2に牽制され、肝心のエスバに対しても特殊型に崩されかねないのが使いづらかったので3w型で採用した。ダイマを切って要塞化することができたのが凄く強力だった。アッキミミッキュに勝てるのも○。
エースバーン@突撃チョッキ リベロ
155-168(252)-95-×-96(4)-188(252)
火炎ボール/跳び膝蹴り/アイアンヘッド/飛び跳ねる
軸。ポリ2やキッスに対する安定感が段違いで、無理矢理後投げをしてアドを取りに行った。相手のエスバを考えるとAもSも削れなかったが相手の想定を崩す程度の耐久は十分に確保できていた。
ゴリランダー@気合の襷 グラスメイカー
175-194(252)-111(4)-×-90-137(252)
ドラムアタック/グラススライダー/10万馬力/剣の舞
ストッパー、スイーパー、受け崩しなんでもこなせる万能ゴリラ。起点回避を考えるとドラムアタックは抜けず、サブウエポンは悩んだがジバコやウインディに刺さる10万馬力を採用。
ウーラオス@拘り鉢巻 不可視の拳
175-200(252)-120-×-81(4)-149(252)
暗黒強打/インファイト/雷パンチ/不意打ち
上5体だと初手ロトムが厳しすぎたので採用。受け構築をAボタン連打だけで何度か破壊した。
【結果】
TN Tica・α 最高2090ぐらい 最終1950ぐらい
受験勉強の息抜き程度に、ということにしていた為エクスパンションパスを意識して買わないようにしていました。結果沢山の人に迷惑をかけてしまいました。本当に頭が上がりません。
【special thanks】
ゴリランダーにスープを作ってくれたマージュ
色違いのファイアローをくれたどぽけ
悪タイプのウーラオスをくれたなつかぜ
ハピナスレイドをさせてくれたポプラ
エースバーンにスープを作ってくれたケロンパ
ポリ2をアップグレードさせてくれたどぽけ
銀の王冠をくれたポプラ
サファボコンペボの孵化あまりをくれたなつかぜ
ポリ2をアップグレードさせてくれたどぽけ
ポリ2をアップグレードさせてくれたどぽけ
構築相談を無限回してくれたどぽけ
応援団してくれた人
いつもの窓の人
ありがとうございました。
【シングルs5最終77位】白すぎスタン
【構築経緯】
強そうな珠カビゴンを身内と考察したので構築の始点にした。
残飯欠伸カビゴンの数が異常だったのでメタの対象とし、なるべくカモれるように6体を模索していった。結果的に対面構築のような形になった。
構築名の由来はみんな白いからです。
【個別解説】
ヒヒダルマ@拘り鉢巻
性格:陽気
特性:五里霧中
実数値:181(4)-192(252)-75-×-75-161(252)
技構成:氷柱落とし 地震 馬鹿力 蜻蛉帰り
あまり選出は出来なかったが選出誘導の点でめちゃくちゃ活躍してくれた。環境におけるダルマの対策が残飯守るカビゴンとスカーフダルマ(+なんか)のほぼ2パターンしかないので、後述のナットレイやアシレーヌを合わせて有利に展開することができていた。
トゲキッス@拘りスカーフ
性格:控えめ
特性:天の恵み
実数値:165(36)-×-120(36)-179(180)-136(4)-132(252)
技構成:エアスラッシュ マジカルシャイン 火炎放射 トリック
初手からダイマの切り合いになった時に強い(ダイマターン消化後上からエアスラを撃てる為)。
また初速からミミッキュを抜いているのも偉かった。
今期はトリックがあまり強くなかったがダイウォールが強すぎたので要検討。
相手のアイアントに抗える唯一の手段。
ミミッキュ@アッキの実
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
実数値:147(132)-156(252)-114(108)-×-126(4)-118(12)
技構成:じゃれつく 影撃ち ドレインパンチ 剣の舞
https://mega-salamance.hatenablog.com/entry/2020/04/05/040058
従来のスイーパー、切り返し性能に加え相手のゲームプランを崩す耐久の高さが強かった。
欠伸展開への対策として原案のシャドークローをじゃれつくに変更。アッキが見えた時点でじゃれを切って欠伸を撃ってきたカバに刺さった。欠点はミミッキュ対面が不安になること。
カビゴン@命の珠
性格:意地っ張り
特性:厚い脂肪
実数値:235-178(252)-106(164)-×-130-62(92)
技構成:捨て身タックル アイアンヘッド 雷パンチ 馬鹿力
◇A...残飯カビゴン意識特化
◇B...余り ダイマ状態で+1珠ギャラドスの雨下特化ダイストリーム確定耐え
◎環境の全てのカビゴンの上から動ける程度(目安:4振りドサイドン抜き)
ラムカビゴンの強みである「欠伸型を警戒している中で不意に来る高火力広範囲」を増幅させた型。あらゆる対面で挑発から入られたことでたくさんイージーウィンを拾うことができた。
火力の目安は、ナックル+サンダーで残飯特化カビゴンや特化ドヒドイデを倒せる、ナックル+ナックルで特化ナットレイを倒せる、上手くやればアーマーガアをゴリ押せる、スチルで無振りダイマミミッキュを皮ダメ込みでワンパンできる程度。
欠伸カビゴン全盛の環境で相手から予想外の火力を叩き込めるのは本当に強かった。
アシレーヌ@食べ残し
性格:図太い
特性:激流
実数値:177(172)-×-138(252)-147(4)-138(12)-89(68)
技構成:熱湯 ムーンフォース 瞑想 身代わり
◎16n+1
◎同族意識
参考元:剣盾S4最終73位 マーメイドロック
欠伸やら宿り木を身代わりでカットして積みの起点にすることができる。焼いてしまえばカビゴンだけでなくウィップのないナットレイにすら勝てるのが本当に強力で、認知度が低いぶん文句無しの詰ませ性能を見せてくれた。強力な受け崩し要員にもなる。
本構築のMVP。
ナットレイ@気合いの襷
性格:勇敢
特性:鉄のトゲ
実数値:181(252)-160(252)-152(4)-×-136-22(個体値0)
技構成:ジャイロボール パワーウィップ 叩き落とす 宿り木の種
何故か流行っていたので使ってみた。ダルマキッスドラパ辺りの炎技持ちへの行動保証があることが凄く強かった。ただ終盤は認知されまくっていたのか全眼鏡キッスにエアスラ撃たれた。
【構築の要点】
+
ヒヒダルマの強烈な選出誘導力により初手に残飯カビゴンやスカーフヒヒダルマを呼び、それに強いポケモンを合わせて崩す。複数パターンの崩しを用意することで柔軟に試合を展開することができた。
+
非ダイマックスで強いポケモンを多く採用することで非常に強力なカビゴンでのダイマックス展開を取りやすい。
【基本選出】
対応範囲が広く強い選出。
受けサイクルに対しては
ダイマックスを必要としない崩し+役割集中
【結果】
TNカムパネルラ 190勝123敗 最終77位
【最後に】
今期も荒れに荒れましたが切断バグを使わずに対戦してくださった方々ありがとうございました。
今期もなんとか最終2桁を取ることができてホッとしていますが最後はチキってしまったので次戦える機会があったら思い切って上を目指そうと思います。
あと閉鎖的な性格を治したいです。
【シングルs4最終20位&55位】カビドラパピクシー
【構築経緯】
ドラパルト+ミミッキュ+カビゴン+トゲキッス+ドリュウズ+ラプラス(水ロトム)を仮想敵とした時に、ドラパ以外に5分以上の勝負をすることができる
地割れと欠伸守るを採用した残飯カビゴンを採用。
鬼火身代わり、ラム竜舞、身代わり竜舞等のドラパにカビゴン対面で展開されてしまうと一気に不利になってしまうため、多くのドラパに安定して後出し可能な火炎玉ピクシーを採用、この2体を軸にした。そこからカビゴンと相性のよい眼鏡ドラパルト、電気の一貫を止めつつ相手のミミッキュやロトムを牽制する型破りドリュウズ、水タイプと相手のナットレイに強い鉄壁ナットレイの順で採用。ここまでのポケモンでは相手のラプラスに絶対零度の試行回数を2回以上稼がせてしまうため、補完枠として身代わり弱点保険水ロトムを採用し、完成とした。
【個別解説】
カビゴン@たべのこし
性格:腕白
特性:厚い脂肪
実数値:257(172)-130-128(252)-×-141(84)-50
技構成:ヘビーボンバー 地割れ 欠伸 守る
◎16n+1
最強デブ。スタンパから受けサイクルまでほとんどの構築に選出し、サイクル、対面処理、崩しの全てを行う。相手のカビゴン全てに上から動かれ、Sにせめて4は振っておきたいと思った試合は少なく無かったが、この型は耐久値を極限まで上げることが大切だと思い、無振りで採用。欠点はロトムへの打点が無いこと、上振れ下振れが激しいこと。相手のカビゴンへのメタとして採用したつもりだったが、実際は終盤増えていたラムカビゴンにメタレースで負けていた。
ピクシー@火炎玉
性格:図太い
特性:マジックガード
実数値:202(252)-×-137(252)-115-110-81(4)
カビゴンが勝てない型のドラパルトに強い。
カビゴンヒトデ対面での安定した引き先になれるのが偉く、合法的な地割れの試行回数を稼ぐことができる。ステロ+カビゴンの欠伸の相性も良いし、状態異常耐性、サイクルカット等刺さる試合は本当に強かったが、ドリュウズロトムトゲキッス辺りに滅茶苦茶隙を見せるため選出は慎重に行う必要がある。
ドラパルト@拘り眼鏡
性格:控えめ
特性:すり抜け
実数値:177(108)-×-96(4)-167(252)-96(4)-180(140)
技構成:シャドーボール 流星群 大文字 10万ボルト
◎最速アイアント+3
引用元:シングルS3 最終57位 カビミミ夜夜中
ばやさんの記事を見て、遅いドラパよりは速くて耐久を最大限伸ばせているのが使いやすいと思い採用。(とんぼ返り→10万ボルトに変更)
実際この調整が活きたと思われる試合は多くて強かった。カビゴンと組み合わせることで拘りのデメリットが軽減されとても選出しやすくなった。
ドリュウズ@気合のタスキ
性格:陽気
特性:型破り
実数値:186(4)-187(252)-80-×-85-154(252)
要検討枠。電気の一貫を切れ似たような性能を持つ襷ホルードは、この構築で重い襷ギルガルドに勝てる代わりに対水ロトム、ミミッキュ性能は微妙で耐久力も低いため一長一短。
ナットレイ@フィラの実
性格:呑気
特性:鉄のトゲ
実数値:181(252)-114-201(252)-×-137(4)-23(S個体値2)
技構成:ジャイロボール ボディプレス 宿り木の種 鉄壁
◎ミラー意識
相手のナットレイの宿り木に後投げして展開できるのが偉い。詰ませ性能は高いが今期の一撃技の採用率を見ると環境的には逆風だった気がする。
持ち物は場持ちを良くする半分実。
ロトム(水)@弱点保険
性格:控えめ
特性:浮遊
実数値:157(252)-×-149(172)-140(20)-129(12)-113(52)
技構成:ハイドロポンプ 10万ボルト 悪巧み 身代わり
◇ダイマ後に珠ギャラドスの+1ダイソウゲンを最高乱数切り耐え
◇特化ラプラスのフリーズドライが58.5%〜70.0%(身代わり1回貼り後確定耐え)
フリドラで高乱数を引かない限り氷の礫まで耐え
◎準速ラプラス抜き
基本は従来の巧み型と似た運用。回復ソースが無いため若干使いづらい。
初手水ロトムラプラス対面で絶対零度か型破りドリュウズ後投げをしてくる人が多かったのである程度初手身代わりが安定になる型を採用してみた。
身代わりに零度避けなら巧み→10万、弱保型なら確定落ち、チョッキならフリドラ礫まで大体耐え。
身代わりにフリドラも基本は巧み→10万で、今度は巧みのターンに弱保が発動しているため零度避けで相手がチョッキだった場合と大体同じ状況になる。
いずれも10万を透かされると一気に負けになるので
注意。ドリュウズ対面は地震を乱数2耐えするので、ダイマを切って相手が襷じゃなければ雨下c+2のミトムを盤面に残して突破できる。
*追記:図太いにした方が努力値効率が良いらしいです。
【選出】
大体ドラパルト+カビゴン@1
受け構築に対してはピクシー+カビゴン@1
【きついポケモン】
ギルガルド...だいたい初手に来るのでミトムで無理矢理勝ちに行くか何かしらの型を切ってカビゴン、ドリュウズ、ドラパルト辺りを合わせる。
ラムカビゴン...カビゴンにはカビゴンを後出しして欠伸を入れに行くようにしていたのでダイナックルを撃たれるだけで半壊していた。
【成績】
TN Saudade 141勝68敗 最終20位
TN シールド 142勝78敗 最終55位
サウダージと読みます。さうだでじゃない
【special thanks】
ミトムの調整を考えてくれたど!
記事の掲載許可をくれたばや
窓の人
【終わりに】
今までで一番上手くいっていたシーズンだっただけに最終日にあんなことになってしまったのが本当に残念です。結果は個人的には大満足です。
ありがとうございました。
質問がありましたら@phospokeまで気軽にお願いします。
【シングルs3最終176位】一気通貫カビキッス
【構築の経緯】
+にを組み合わせた並びの使用感が良くこの3体を軸に構築を模索した。
ダイマストッパーと受け崩しを両立できて汎用性もある呪いとアーマーガア対策のを採用し、ラスト1枠は最終日まで潜りながら試行錯誤していったが、相手の対面構築の初手ミミッキュorドラパルトの択が辛かったためどちらにもある程度対応できるスカーフを採用した。
【個体解説】
カビゴン(巨)@フィラのみ
性格:腕白
特性:食いしん坊
実数値:267(252)-130-127(244)-x-130-52(12)
技構成:空元気 DDラリアット 鈍い リサイクル
◎ミラー意識
幅広い構築に選出できる本構築のエース。
鬼火ドラパで止まるのが嫌だったのでノーマル技に空元気、ミラーを意識してDDラリアットを採用した。しかしこの型が終盤わかりやすく増殖していたせいか、最終日はひたすらメタられる側に回ってしまった。HB振り切りは安定感があり非常に強かったがDを少し厚くするのも一考。
トゲキッス@拘り眼鏡
性格:控えめ
特性:天の恵み
実数値:172(96)-×-115-189(252)-135-119(148)
技構成:エアスラッシュ マジカルシャイン 火炎放射 トリック
◎+1で最速アイアント抜き
強かったがダイマックス同士の殴り合いにすこぶる弱い。トリックが刺さる試合がかなりあった。変な型のミミッキュとカビゴンのせいで通り辛くなった。
トリトドン@気合いの襷
性格:図太い
特性:呼び水
実数値:218(252)-×-132(252)-112-103(4)-59
技構成:熱湯 自己再生 欠伸 守る
ウオノラゴンパッチラゴンカバドリ辺りを受けられるクッションで重宝した。ヌオーとの差別点は火力の高さ(ダイマックス性能)と型の誤認。最初は欠伸守る→ミラコカウンターだったが、型が浸透しすぎていてひたすら立ち回りでメタられたのでとことん「流し」を重視した型にシフトした。これにより非常に選出がしやすくなり、また基本読まれない為「相手から見えない勝ち筋」として機能したためこの変更は正解だった。相手を眠らせることが目標のポケモンではないため1wは単純に強い熱湯を採用。
クリアスモッグが欲しかったが流石にギャグ
パッチラゴン@ラムのみ
性格:意地っ張り
特性:張り切り
実数値:165-152(252)-110-100-91-127(252)
技構成:電撃嘴 逆鱗 火炎放射 燕返し
途中までは耐久振り弱点保険型を使っていたが全く活かせなかったので欠伸カビゴン絡みのサイクルに強いラムのみを持たせた。火炎放射以外の火力は本当に強いがその他の点で不安要素が多すぎたのであまり信用できなかった。
火炎放射ではクレベースをカモれないので注意
ミミッキュ@マゴのみ
性格:臆病
特性:化けの皮
実数値:131(4)-×-120(156)-×-137(92)-162(252)
技構成:電磁波 呪い 身代わり 痛み分け
あしゅさんの構築にあったものをそのまま採用させていただきました。
引用元:【剣盾S2】オールドファッション【最終12位,20位】https://note.com/futurepop/n/ndca62bd4a1b2
初手性能が非常に高く、適当に対面を削ってエースを通す立ち回りが多かったが、相手のダイジェットエースに死に出しして電磁波身代わりで無力化することもあった。出せば取り敢えず仕事をしてくれたが相手を殴れないので困ることもあった。電磁波かワンチャン呪いがいらないかもしれない。
ホルード@拘りスカーフ
性格:陽気
特性:力持ち
実数値:161(4)-108(252)-97-×-97-143(252)
◎最速ドラパルト抜き
この枠はドリュウズやらドラパルトやら色々試した。ミミッキュの電磁波と影撃ちが効かないのが偉く、少しでもHPが残っていれば仕事ができる。イカサマは剣舞を積んだダイマミミッキュへの切り返しが協力。雷パンチの枠は馬鹿力などの方が良い。
【選出】
基本選出は特になし。初手ミミッキュが刺さりそうなら積極的に投げた。トドン+キッスの選出が強め。
【重いポケモン】
【成績】
TN海底撈月 最終日最高48位 最終176位
あおもりキッズ兼ゆよキッズなので麻雀関係のTNをつけました
ハイテイラオユエ 1飜。
【終わりに】
1ヶ月毎に頑張るの辛いので頑張った成果出せるようにしたいです。多分来期も頑張ります。ありがとうございました。
【シングルs1最終66位】徹底脂肪落とスタン
【構築の目標】
◇の並びをミラーに強く組むことで対面構築ミラーで優位に立つ
◇非常に高い盤面コントロール性能を持つ+有利対面を作った時のアドが大きいの攻めサイクル
【個別紹介】
ドラパルト@きあいのタスキ
性格:無邪気
特性:クリアボディ
実数値:163-172(252)-95-121(4)-85-213(252)
技構成:ドラゴンアロー 不意打ち 大文字 鬼火
◎ミラー意識で最速
相手のに強気に刺していける襷物理型で採用。終盤に増えていた襷やとの撃ち合い性能も高く動かしやすかった。ダイマックスを切らないとそこまで対面性能が高いポケモンではないが、鬼火を仕込むことで物理アタッカーとの不利対面ができても最悪機能停止にまで持ち込むことができるのが強かった。
ミミッキュ@いのちのたま
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
技構成:じゃれつく シャドークロー 影打ち 剣の舞
◎ミラー意識で最速
相手のミミッキュに強く汎用性の高い命の珠型で採用。言うこと無しに強かった。
性格:臆病
特性:浮遊
実数値:167-×-111(4)-177(252)-110-165(252)
技構成:悪の波動 流星群 火炎放射 ラスターカノン
相手のドラパルトに強いスカーフ型で採用。上からの悪波と流星群でダイマックスを切らなくても相手のダイマックスと撃ち合え、またダイマックスを切った時の対面性能はトップレベルだと思った。
カビゴン@たべのこし
性格:腕白
特性:厚い脂肪
実数値:257(172)-130-128(252)-141(84)-50
技構成:ボディプレス ヘビーボンバー 欠伸 守る
◎h...16n+1
初手性能、クッション性能共に優れ、欠伸ループからの対面コントロールや、幅広い相手のダイマックスに対しての切り返しを行う。守るは体力管理や蜻蛉ルチェンのカットの他、相手の拘り確認等に重宝した。特にヒヒダルマに対して有効。終盤鉢巻ヒヒダルマが増加したことにより動き辛くはなったがそれでもかなり性能は高かった。
2ウェポンは個人的に格闘/鋼までは確定で、格闘技はダイスチルとのシナジーを考えボディプレスを、鋼技はミミッキュとトゲキッスへの確定数を考えてヘビーボンバーを採用した。
ジュラルドン@たつじんのおび
性格:控えめ
特性:筋金入り※
実数値:171(204)-×-145(76)-177(164)-71(4)-113(60)
技構成:てっていこうせん 竜の波動 ソーラービーム 10万ボルト
◎準速ギルガルド抜き
ドリュウズとナットレイのいない構築には大体刺さった。ダイマックスを切らせたアーマーガアを後出しから腐らせることができるのが強い。ヒトデヌオーのような受けサイクルの崩しの役割を担っており、ヒトデヌオーアマガの@3によく採用されるドラパバンギミミ辺りと撃ち合えるのも◎。ヌオー対面では慎重に立ち回ることが大事。
徹底光線はバンギラスやトゲキッスを1撃で落とすことができるのが強かった。竜の波動に関しては流星群も候補だと思うが、個人的には安定択になりやすい一致技が欲しかったので竜の波動を採用した。
※特性はランターンに10万を撃てる筋金入り一択...だと思っていたのだが、筋金入りは避雷針に吸い寄せられないだけで効果は普通に無効化される(蓄電も同様) らしいです。ごめんなさい。
ヒヒダルマ@こだわりハチマキ
性格:陽気
特性:五里霧中
実数値:181(4)-177(132)-75-×-96(164)-155(204)
技構成:氷柱落とし 蜻蛉返り 馬鹿力 地震
◇無補正サザンドラの大文字を最高乱数切り耐え
◎最速ドリュウズ抜き
カビゴンと組んで1サイクル目からの強引な崩しを行う。ドラパやサザン対面では、見えないスカーフが相手のダイマックスと眼鏡での突っ張りを抑制する他、スカーフ型に対してはある程度の行動保証がある為強気に突っ張ることができる。構築全体を通して重い初手カバルドン展開やブラッキーに対する回答。
フレアドライブは撃つ相手がいなかったのでドヒドイデ意識の地震を採用した。
【構築の要点】
この並びは中盤以降一貫してかなりの数見られ、恐らく今後対面構築における一つの型になると思う。3体共ダイマックスしなくとも性能が高く、ダイマックスすればかなりの広範囲のポケモンに打ち勝つポテンシャルを持っている。
襷不意打ち+最速珠+最速スカーフによりミラーに対して最大限有利に動くことができ、臆することなくパワーが高い選出をすることができた。
カビゴンの欠伸展開からエース2体を通す。
欠伸で相手の裏を見つつ隙を見ての有利対面を作っていく動きがシンプルに強力。場合によってはのダイマックスが詰め筋になることもある。
【結果】
使用TN:ぺ! 最終66位
【Special thanks】
ドラパの型提案、ジュラルドンの調整とウィットに富んだ構築名の提供の他、星になったたくさんのポケモンの調整、構築相談に何度も乗ってくれたど!ぽけ
【最後に】
7世代で言うレート2100のラインが最終2桁と言っていた人が結構いたので最終日はそこを目標にしていました。結果的に達成することができて大満足です。経験したことのないぐらい高速で動く環境の第一線で戦うことができてめちゃくちゃ楽しかったです。ぼちぼち受験に頭を切り替えなきゃいけないので今期ほど潜ることは無くなると思いますが、まだまだ精進していきたいと思います。
閲覧ありがとうございました。ご質問等ありましたら@phospokeまで気軽にお願いします。